フライトジャケット
なんか知らんが、あるときからはまっているフライトジャケット。
興味無い人から見れば、ドカジャンと変わりはないのかも。
でも、僕にはなんとなくカッコ良く見えてしまう。
過酷な戦争で使われるようなスペックで作られているため、
普通の生活で使えば一生ものな、ヘビー・デューティーなものばかりです。
実際に戦争で着こまれた本物は、ぼろぼろが多いわりに、
マニアが多いため、しゃれにならないほどの値段がします。
で、僕はそこそこな値段で買える、当時のスペックを忠実にレプリカした物に興味有り。
で、ちょっとだけうんちく語ってみました。
単なる、知ったかぶりーーで自慢したいだけです。
(注;ここに出てくるものは僕が学生だったころの情報です。
最近、レプリカ系がどんな状況かは、ぜんぜん見ていません。)
裏がふかふかなムートン(羊毛)系
フライトJKT

雑誌切抜きの本物。
1930-40
米陸軍航空部/空軍
(U.S. ARMY AIR FORCES
/U.S.AIR FORCES)
極寒地用
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B-3
アヴィレックスのB-3は有名。
だが、アヴィレックスのは
B-3モチーフのボマーJKTかな。
素材はムートン(羊毛)で同じです。
色はこげ茶に白ムートン、ALL黒
を見かけます。詳細はあまり知りません。m(__)m
で、こだわりの?フライトJKTおたくは
さらに忠実レプリカを求む傾向のようですねぇ。
実物はポケットがパチポケで
袖部分に補強革(馬皮?)がついているもの。
色は、茶、こげ茶のツートンが多い。
この手の忠実レプリカがいくつか有ります。
完成度の高さで有名な「リアルマッコイズ」
値段は激高だったはず、20万越えだっけ?
豆情報、
「リアルマッコイズ」は羊毛産地の
ニュージーランドに自社工場があります。
友人は、ニュージー旅行ついでにそこで
B-3を買いました。
なんでも、日本の半額もしなかったそうです。
他にもいろんなメーカーが出してるが、
よく憶えてないです。
たしか、「インシニング・レザー」社って所のも
大手?ものにしてはうまくレプリカしてて、
良いできだった気がします。
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B-6
B-3に対しかなり毛の短い羊毛を使用。
お腹横に動きやすいように
ジッパーですそが広がるつくり。
これも、
「リアルマッコイズ」がレプリカで出してました。
値段は、B-3より多少安かったきがする。
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雑誌切抜きの本物。
1930-40
米陸軍航空部/空軍
中寒地用
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雑誌切抜きの本物。
1930-40
米陸軍航空部/空軍
飛行機整備士用
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D-1
これは、当時寒い地のメカニックが
着ていたものだそうです。
ポケットがジッパー仕立てがポイント。
羊毛のボマー系では、
スタイル的に1番大好きなものです。
実は、いつの日にかは
マッコイズのレプリカものを絶対手に入れるつもり。
過去に友人のB-3(アヴィレックスもの)を
着たことがあるが、かなりごついでした。
そのぶん真冬にT-シャツ一丁の
組み合わせでも暖かかったが。逆に暑い。
で、冬場毎日のように着て歩き回る行動派には
D-1が良いと思います。
これも、
「リアルマッコイズ」がレプリカで出してました。
値段は、B-6同等だったはず?
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薄でな革JKT

1930-40後半
米陸軍航空部/空軍
(U.S. ARMY AIR FORCES
/U.S.AIR FORCES)
ライトゾーン
どっかのサイトで拾ってきた
レプリカもの画像。
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A-2
フライトJKTでもっとも有名な皮もの。
このデザインいろんなところで使われています。
(襟付き皮ジャンと言うとこんな形が多い)
一般に売っているA2タイプは牛革が多いが、
本物は馬革(ホースハイド)だったそうです。
こいつのレプリカもいろいろなメーカーから出ています。
(1番、数が多いはず。)
再現度と値段からいくと
「リアルマッコイズ」と「東洋エンタープライズ」
合作の「バズリクソンズ」が良さそう。
そんでも、8〜9万はしてたはず。
「リアルマッコイズ」のもっとこだわりもの??は
15万はしてたはず。
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襟付きシングルライダース 前から欲しい一品。
シンプル形がかっこいいなぁ。
ちなみに→は馬革もの。
馬革は非常に硬く、テカテカひかってます。
なじむまでは、牛の何倍もかかるそうです。
昔(1950年頃??)は、ライダースJKTは牛革よりも
馬革JKTがメインだったようです。
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どっかのサイトで拾ってきた
レプリカもの??画像。
1930-現代?
バイク用??
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私物の一品
1930-現代
米海軍(U.S.NAVY)航空部
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G-1
トップガンでトムクルーズがアヴィレックスの
G1タイプきてニンジャ乗りまわして、ブレイクしたもの。
昔はシープスキンだったが、現代のものは牛革。
(USNでは一時姿を消したが、
現在も将校クラスにはくばられるようです。)
僕のは現代のやつの
一般売りもの(スペックはまったく同じ)
ブリル・ブロス社製で高校生時の値段で4万数千円
だったかな?(冬休みバイト金すべて注ぐ・・・)
ふかふかは襟(アクリル・・)だけだから、中に着ないと冬は寒い。
買って10年以上たつが現在も大活躍しています。
やっぱ革はある程度大事に扱えば一生物です。
こいつも、過去のレプリカものはいろいろでてます。
でも、忠実レプリカ物はやっぱり高い。
10万は越えていた気がする。(シープスキンの)
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見た目以上に暖かいナイロン系
B-15D&MA-1(前期)

1950-1960
米陸軍航空部/空軍
中寒地用
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忠実レプリカでも革JKTに比べるとお手頃価格なナイロンもの。
一度はまるとどんどん欲しくなる危険なアイテム。
上の写真でもわかるように見た目あんまり変わらないのに、
買ってしまった私・・・。
違いはほぼ、襟にボアがあるかないかだけ。もともと、ボア付きの方(バズリクソンズ)をもっていたのですが、
古着屋で、忠実レプリカもの(バズリクソンズ)のほぼ新品が
9000円で出てたので思わず買ってしまった・・・。
(参考:新品は3万近くします。)
一般に流行った(80年後半)ものは、形だけまねて売られていたもの。
(アルファインダストリー社ものが有名だった。)
保温のわたはアクリルわたで、防寒に乏しい。
でも本物&忠実レプリカは中のわたはウールチップという圧縮羊毛を使用。
ナイロンも66ナイロンと言うかなり厚手のナイロンです。
当時、本物のMA-1は暖かいという噂が流行ったが本当です。
MA-1は火を付けても燃えないという噂は大嘘です。ちゃんと、とけます・・・。
ちなみにボアが外されたのは、飛行機がジェット機時代に入り、
航空帽からヘルメットに変わってきて邪魔になったからだそうです。
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1960-1970後半
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MA-1(後期) 学生時代に沖縄出身の友人に
5千円という安値で売ってもらった本物。
手首と、腰のリブがぼろぼろで、
気軽に着る気がしないので、
今では、飾り物。
ベトナム戦争で実際に着ていた
ものらしい。残念ながらバッチ、腕章は
外されて売られていたらしい。
(米基地周辺のフリーマーケット
で、米国人さんがだしてたもの。)
裏地オレンジは、求むレスキュー時に
リバースして使ったらしい。
メーカーは上で出てきた
アルファインダストリー社です。
がっ!本物は、ちゃんとごついウールチップが
インナーにしっかり入っていて重厚。
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L-2A 春後半、秋前半に着るのが欲しくて買ったもの。
言ってみれば、MA-1から中綿が抜かれたもの。
濃紺なカラー。
ナイロン系のフライトジャケットで有名なものは、
セージグリーンのMA-1だが、その色になるまで
おおまかに3段階カラーが変わっています。
茶っぽい緑(オリーブグリーン)→濃紺(ネイビーブルー)
→銀っぽい緑(シルバーグレー?)→緑(セージグリーン)
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1950-50中頃
米陸軍航空部/空軍
ライトゾーン
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以上。他にもいろいろありますが、特に好きな数点&自分で買ったものの説明でした。
学生時代は「社会人になったらボーナス使って、いっぱい揃えてやるー!!」と、豪語していたが、
社会人になって買ったのはナイロンもの1点のみじゃないですか。
そーいえば最近、服かってないなぁ。
そろそろ、なんかでかいのでも買ってみようかな、どしようかな。
ところで、ビンテージレプリカ系の服ってまだ人気あるんかなぁ?
服の雑誌最近まったく読んでないのでなにが流行ってるのかわかんないや。
只、夏物買いに行ったときは
アロハシャツは、数年前に比てレプリカ物がいっぱい増えていたことに驚きました。
(アロハの場合レプリカーーって訳ではないが、なんせ柄がいっぱいあった)