スパーク・プラグ

メーカー&名称 材質&カラー 値段(円)
デンソー

イリヂウム・パワー

イリヂウム合金 2.000×2

 

ある日、車用品を探しに近所のドライバーズ・スタンドという
全国チェーンのお店に行くと、なぜか
バイクのプラグのコーナーが目についた。

そこで、気になったのはご存知イリヂウムのプラグ。
こいつは発売以来、雑誌ではべたぼめの記事ばかりのすごいやつ。

最初は「ほんまかいなぁ?プラグごときでかわるんかぁ?」
と半信半疑だった。
ところが、友人がこのプラグに換えた所、
以前は不調気味だったアイドリングやふけが良くなったと聞いた。
その後、雑誌のプラグのライトチューンの記事も増えて
こいつもよく紹介され、良いことばかり書かれていた。

「おお、そんなにすごいんかぁ。
コストパフォーマンス考えたら、今度つけるのはこいつだな。」
と思った。

でも、別にすぐに換えようとは思わなかった。
ノーマルでも調子は良かったからだ。
だから、ノーマルが寿命になったらでいいやと思ってました。

うちのW650の走行距離も7.000kmに達した。
月一回のツーリングぐらいにしか乗ってやってないが、
順調に距離が増えている。で、調子が悪くなったわけでもないが、
「いい距離走ったし、そろそろバイクのプラグでも換えてやるかぁ。」
とふと思った。

で、選んだのはデンソー製のイリヂウム・パワー。
NGKのイリヂウムものもあったが、なんとなくこっちにしました。

一本2.000円もするが、
エンジンが多少でも元気になるのなら安いものかも。
噂では、寿命も結構長いらしいし、
燃焼効率が上がるぶん、燃費にもいいかもしれません。

 

で、気になる商品はこちら。
箱の絵を見ると分かるように電極が細い細い。
いかにも良い火花がでまっせ〜な形状です。

聞いた話では、NGKの白金(プラチナ)も、
結構細く良い火花がでるが
どうも寿命が短いようです。
レーシングプラグとうたっているだけはある。

でも、イリジウム合金は耐久性が有り、
白金より細くても寿命があるようです。

最近のレプリカ系のバイクで、
標準プラグになっているものもあります。

ちなみに、W650にはIU24ってのが付きます。

 

W650でプラグ交換の際には、
フューエルタンクを外して作業しなくてはいけません。
よって今回こいつではお初で外しました。

じつはW650では、
いままで一度もプラグのチェックはしていませんでした。
すぐにプラグが外せる設計なら見ただろうが、
オオチャクな私はタンク外すのもめんどうでやってませんでした。

まぁ、タンク外すのは単純な作業なんですがね・・・・。

でタンク外したら、プラグキャップ引っこ抜いて、
車載工具のプラグレンチ使ってプラグ本体を外してやる。
(この辺は雑誌、メンテの本に出てるのでそちらを参考に、
っちゅうか、作業に入るといつも写真を撮り忘れる私・・・)

で、古くなったプラグと新しいプラグを付け替えて、
逆の作業で閉めこんでいく。

僕の場合締め付けていく過程の見えない(ねじ部が)
プラグの交換は始めてだったので、
ちゃんと締まっていっているのか?とちょっと不安でした。

で、最後にはプラグのガスケットがつぶれるぐらいの
トルクをかけて完成。
(トルクレンチは使ってないので←持ってない!
なんとなくの力ですが・・・。)

ちょっとお知らせ:
フューエルタンク外す際、W650は負圧式キャブなので
コックがONの位置で外しましょう。(RESでもいいのだっけぇ?)
昔、他のバイクでPRIの位置で外したら、
ドバドバガソリンが吹き出てしまいました。超危険。



あまり、絵がないとさみしいので
タンクが外された姿でも。
ついでだから、隠れていた部分の
ほこりを拭き取ってあげました。

 

ちなみに、ノーマルの焼け具合はこんな感じ。
やや黒っぽいがそこそこ良い感じで焼けてました。
かぶり気味なこともなく調子よく走っていたわけだ。

見た感じ掃除すればまだまだ使えそうですが、
まぁいいっか。

 

今回はつけてアイドリングを合わせて、作業終了しました。
よって、走ってみた感じは、ツーリングの時にでもチェックします。

アイドリングはなかなか安定しています。
火が強くなり、燃焼効率が上がったので(←雑誌のコメント)
ノーマルの時よりもアイドリングの回転が上がりました。
で、ノーマルのときと同じぐらいの700〜800rpmあたりに
下げておきました。

実走インプレ

正直、イリジウムになったからって加速が良くなったとは感じなかった。
低速トルクが増えたかどうかも、良くわかんないや。(^_^;)

違いが分かったのは、始動性が良くなったことぐらいですかね。
チョークひかなくても、とりあえず始動しちゃいます。
(付け換えた季節は秋です。)

アイドリングはノーマルのプラグでも、
そこそこ安定していたので、はっきりした違いは見れませんでした。

違いを良く感じるには、
どうも多少くたびれたエンジンだと分かりやすいようです。
(ちょっと不調ぎみだった友人のバイクは絶好調になった。)

でも、換えた瞬間アイドリングが上がったことを思うと、
中での燃焼状態は変わっていることはたしかです。
なんとなく元気になったんじゃないかなぁ、とは思っています。
(違いに敏感な人なら、もっと変化を感じとれるかもー。)

 


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